第16回ウディコン全作品レビュー - かわいいヒヨコの大冒険
67. かわいいヒヨコの大冒険
ジャンル | 作者 |
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回避 | C |
プレイ時間 | プレイVer | クリア状況 |
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15分 | 1.03 | クリア+Ex |
良かった点
- 敵ごとの特色に納得感がありました
- いつでもセーブできるため、比較的緩く挑めます
気になった点
- 特にありません
レビュー
かわいいヒヨコの行く末
かわいいヒヨコの大冒険は、様々な障害を回避してゴールまで到達するゲームです。
プレイヤーはヒヨコを操って、ネコやヘビといった様々な障害をかいくぐっていくことになります。
ネコは固定ルートを歩き回り、ヘビは一定間隔で往復しているなど、それぞれの特徴を上手く捉まえて攻略していくことになるでしょう。
どこでもセーブをすることができるため、落ち着いたタイミングではきっちりセーブを取りつつ、相手の行動ルートを見極めて適切なルートを選択していきましょう。
また、ヒヨコは歩ているだけでおなかが空いていくため、適度に落ちているミミズを食べていく必要があります。
余り無駄に動くとそれだけ捕食を優先する必要が出てくるため、ルート選定はこれらを加味してバランス良く行うことが重要となります。
満腹度を気にしながらも、セーブを駆使して上手くルートを選定し、ヒヨコをゴールまで導いていきましょう。
感想
端的に言うと避けるゲームです。多分難易度はそんなに高くないです。常時セーブもできますし。
プレイヤーキャラクターがヒヨコなのが分かりやすくて、明らかに触れたらマズそうなのが直感的に理解できます。
ちゃんと敵ごとに行動が微妙に異なっている上、それぞれステージごとに微妙にアレンジを加えたテーマで構成されているので、飽きずに最後までやれるのも良いところです。敵ごとの特色についても納得感があります。
個人的にはほぼ一方向の行動しか取らない蛇や鳥は大した脅威ではないんですが、ルート行動と大量配置の暴力で攻めてくる犬が難敵でした。何カ所かはパッションと勢いで突破している気がします。頭を使わずに感覚で潜り抜けていました。
そして、こうなってくるとセーブがどこでもできるのがありがたくて、自分でいつでもチェックポイントを作れます。
そこそこの難所も用意されているので、これで開始地点リスタート強制だったら割と難しいゲームになっていたかもしれません。多分、よりイライラ棒っぽさが増していたと思います。
しかし、みんなといられるのが幸せなんだという心温まるエンディングのエンドロールがああなっているのは好きでした。良いオチがついてるように思います。別の意味で温まってしまったようです。
運命とは残酷なものですね。