第14回ウディコン全作品レビュー - そして世界が死んだ…

72. そして世界が死んだ…

ジャンル 作者
ノベル 創造神司
プレイ時間 プレイVer クリア状況
5分 1.01 クリア

良かった点

  • サクッと読めます

気になった点

  • ちょくちょく誤字があるように思います

レビュー

死んだ世界の物語

そして世界が死んだ…は、いくつかの視点で語られる物語です。

プレイヤーは選択肢を選び、それぞれの視点を通じて語られる物語を聞くことになります。
何をもって世界が死んだのかを知るためにも、物語を読み進めていきましょう。

感想

色々とあっさり目のノベルというか物語です。もはやこの感想を読むより、プレイしてもらった方が早いレベルだと思います。
印象としては、さっと終わるダイジェストという感じです。

公称はRPGですが、ゲームというか物語を羅列したものなので、どのあたりがロールプレイしているのかは判然としません。何らかの役割をプレイしたというのであれば語り手が近そうですが、最後は勇者の役割をプレイしていたので、あの場面をもってしてRPGとしているのかもしれません。

物語としては極めて短いながらも、ちょくちょく誤字があるので少し集中が紛れます。自分の父親を父親という呼称で呼んでいるのは誤字なんでしょうか。それ以外でも、父、お父様と呼称の統一感がないんですが、これが時間の流れを意図したものなのか、単に誤字なのかが判然としません。
同様に、プレイが祈りのprayなのも、誤字なのか意図的なのか分かりません。誤字がありそうだと、このあたりが意図的なものであっても、そうは読めなくなってしまうので勿体ないなと感じています。

後は、これは言うだけ野暮な話になるかもしれませんが、騎士団が犠牲になって洗脳を情報として得たのだから、ちゃんと対策して挑んでくれと言う気持ちがあります。あくまでダイジェストなので、やむにやまれぬ事情があったのかもしれないんですが。